花であふれた、とある北の地方の田舎町…
その田舎町のシンボルでもあるチューリップをベースに、『ご当地魔法少女』っぽいデザインを目指して作ったのが『テュル・フローラ』。実に動機もデザインもベッタベタではありますが、作った本人は至って真剣に描いたのでした。
ストーリーは漠然としか考えていませんが、不思議なパワーがみんなを笑顔にさせる的なほのぼのしたものを想像しています。
町の中学校に通うごく普通のおっとりした女の子『中里風花(なかさと・ふうか)』が、町に古くから住む花の妖精にその素質を発掘されて変身。花魔法使い『テュル・フローラ』のひとり『風の使者/テュル・シルフィ』として町の笑顔のために力を与えていく…変身魔法少女のガジェットをそのまんまイメージしました。
そして『テュル・フローラのひとり』と言ったからには、他のテュル・フローラもいなくちゃね!ということで、共に魔法を使う仲間も徐々にデザインしていきました。
変身前の名前は風花を除いてかなり(特に名字が)個性的です。風花も含め、それぞれに由来があります。
一応実在する名字かどうか調べてはみたのですが…一部実在しない可能性が高いと思われます。フィクションということで…ご了承いただけたら幸いです。
『風』の力に導かれた少女。中学2年生。少々引っ込み思案で弱気な部分もあるが、正しいと思ったことは決して曲げない芯の強さも持っている。
『水』の力に導かれた少女。中学3年生。バスケ部のキャプテンでスポーツ万能。自信家ではあるが、自ら努力した事をのみ誇るという信念を持っている。
『火』の力に導かれた少女。中学1年生。照れ屋で人見知り。照れ隠しのためかついわがままな態度になってしまうこともあり、それを自分でも悩んでいる。
『地』の力の導きを受けた、かつて『風』に導かれながらも思春期を過ぎて変身能力を無くしてしまった経験のある女性。以前自分が孤独な状態で魔法を使っていたため、同じ思いを後輩にさせないために暗躍する。4人の中で、唯一の社会人。
特にグノーに関しては、『思春期まっただ中の可憐な少女たち(=かつての自分)を守りたいと願い、苦楽を自らに共有することを望む大人』をどうしても出したくてこの設定にしました。
若い3人が困ったときに、裏で手助けをし、名前も存在も告げずに去って行く…そういった役所を設定してはいますが、後々4人として合流することも考えています。
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魔法少女ものによくあるノースリーブデザインって、かわいいんですけど冬はつらいですよね。まして私のイメージした町は冬は尋常じゃなく寒いです。 いくら何でも真冬にノースリーブじゃ可哀想すぎると思って、冬服も一緒にデザインしました。もっとも冬に彼女が活躍できるのかどうかは甚だ疑問ですが…お花は冬眠しているでしょうし… →ページトップへ戻る